今年は暖冬なのか、もう年末だというのに今日の秦野市の最高気温は16度です。


太陽の光の差し込む角度が冬らしく傾いていますが、確かに今日は庭に出ても気持ちいし、家の中も暖かいので、久しぶりに窓を開けて空気の入れ替えをしています。


風は強いですが、エアコンをつけなくても普通に暖かいです。


12月に入って雨が多かったこともあり、冬越しの種まきのタイミングを今か今かと待っていたのですが、あんまり気持ちのいい日なので、今日植えることにしました。


自然栽培で種を蒔く時は、収穫を目標にする場合と、土壌を肥やすために蒔く場合の2種類があります。


私たちのように、自然栽培を始めたばかりの土壌は硬い上に、養分をたくさん必要とする野菜を育てられるほど肥えていません。


「それなら有機肥料や腐葉土を入れて柔らかく耕せばいいでしょ?」


と言われてしまうかもしれませんし、むしろそう考えるのが当然かもしれません。


人の力で土を耕したり肥料を入れないで、人間の力で畑(見かけは雑草ボウボウなので畑に見ませんが・・・)の自然環境を整えて、どんな野菜でも育てられる土壌を作るのが旦那に言わせると自然栽培の面倒臭さで、私に言わせると醍醐味だったりします(笑)。


例えばイネ科の植物は、地面の深いところまで細かい根が生えてくれるので、土を耕してくれると言われてますし、マメ科の植物の根には「根粒菌」という菌が共生していて窒素を固定して土を肥やしてくれると言われています。


そういった作物を繰り返し植えて土壌を整え、自分の畑で採れた種を翌年も次の年も植えて環境に慣らしていった先に、私の家庭菜園の理想があると信じてマメ科のクローバーを去年の秋に植えてみました。


背丈も低くて可愛いし、最初は緑肥として最適なのではとグフグフしていましたが、根っこが絨毯のように広がる地下茎は繁殖力が強いのか、庭一面クローバーになりました。


現在、我が家の家庭菜園の土壌の一層目はクローバーの根なので、種を植える時はクローバーの根の下の層まで掘る必要があります。


果たして今の状況が、自然栽培的に上手くいっているかどうか定かではありませんが、懲りずにイネ科のライ麦とマメ科の絹さやを植えることにしました。






今年覚えた「点まき」と「種踏み」



今年の春先は色々と勘違いしていまして、種というものは上から適当にばらまいて、


「他の雑草に負けずに、自分の力で勝ち残った野菜こそ真の自然栽培だ!」


と、思っていました。


ところが雑草の上の部分を刈って、せっせと緑肥を作っても一向に芽が出ない・・・。


それもそのはず、よく考えれば分かることですが、今まで野菜の完成形をスーパーで見たことはあっても芽を見たことがなかったので、せっかく芽が出ても気づかず雑草と一緒に刈っていたようです。


しかもばら撒きは、撒いた本人もどこに撒いたか覚えていないので、後から発育具合を確認することも出来ません。


それ以来、我が家ではちゃんと穴を掘って植える「点まき」か「すじまき」です。


今回、ライ麦には悪いのですが、ライ麦は収穫用ではなく絹さやの補助と緑肥用、絹さやは収穫と土を肥やすために一緒に点まきにしました。


ライ麦は絹さやを寒さ、虫、病気から守ってくれる代わりに、ライ麦自体の収穫は減ってしまうそうです。


身を呈して絹さやを守ってくれる感じがして、かっこいいですよね(笑)。


去年は土を耕す用に同じ麦の仲間のえん麦を植えましたが、えん麦の根は比較的浅いのに比べ、ライ麦は約2メートルくらいまで根を張るので耕し効果は抜群だそうです。


えん麦もそうでしたが、麦の仲間は15センチくらい残して刈り取るとまた生えてくれるので、緑肥としても重宝します。


20センチ間隔くらいで穴を掘って、絹さやとライ麦の種を5〜6粒くらいづつ一緒に点まきして土をかぶせた後、春菊の時に教わった「種踏み」をします。


踏むことによって種と土がしっかり密着し、発芽率がよくなるそうです。


これで来年の春まで出来ることは終了です。


とりあえず今年の自然栽培に悔いはありません(笑)。







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ABOUTこの記事をかいた人

風々工房(ぷぷこうぼう) 東京出身のププ(嫁)、山形出身の旦那夫婦でインスタ漫画を描いています。 借金のあったププ母の介護、非正規雇用など色々乗り越えて、2018年に秦野市に移住しました。 社会の歯車から離れて、はたして生きていけるのか実験中です(笑)。 もしよろしければ、これまでのストーリーのインスタ漫画もご覧ください。