昨年は年を跨いだらギュッと冷え込みましたが、今年は朝晩は冷え込むものの、毎日お布団を干せるぐらい暖かい日が続いています。


小学生や中学生の頃、「関東平野」という言葉を習いましたが、あまり実感がないまま東京で生活していました。


いつも山が見える生活は秦野市に来てから初めてです。


電車で東京に行く時、車窓から見える街の風景を見ていると、高い建物がない街は遠くまで見渡せて、「あーこれが関東平野なんだ・・・」と今更ながら実感しました。


秦野市は盆地で、私たちは南側の山の上の住宅地に住んでいるので、反対側の北にそびえる丹沢山地(地元の方は丹沢と呼んでいます)を眺めながら生活しています。


丹沢はいつ見ても美しい山で、朝には朝の表情があるし、ちょうど日が沈んだ頃は墨絵のように美しく、晴れの日も綺麗だけど雨の日のちょっと山間に霧がかかっている感じも幻想的で、毎日見ていると愛着が湧いてくるものです。


旦那によく山形愛を聞かされるのですが、実家というか田舎を持たない私はちょっと羨ましくもありました。


郷土愛はこうやって育まれるのかなと想像したりしています。




丹沢を眺める絶好のポジションがあるのですが、初詣がわりに旦那と二人で初散歩に行って来ました。


我が家も位置的には山の上ですが、この辺りは山々が連なっているので、畑を脇に見ながら裏道を下るともう次の山の入り口です。


この時期は虫の鳴き声もしないし、生き物の気配といえばたまに茂みの中でガサガサっとなる鳥ぐらいでしょうか。


普段は土や緑の香りに満ちている山道も、空気が凛として澄んでいます。


日陰の山道を登って、木立の間からサーと日が差すと、新年ということもあって、なんだかいつもよりも神々しい感じがします(笑)。


所々に霜が残っていますが、やっぱり今年は暖かいのか、昨年よりも控えめです。


落ち葉をクシャクシャ踏みしめて、時々小枝がポキっと折れる音を聞きながら、私たちが「渡り橋」と呼んでいる橋にたどり着きました。


なんとも言えない放って置かれ感が、味があって好きです(笑)。


誰かが渡るために作られた橋だと思いますが、他の方に遭遇したことがありません。


ほとんど人が通ることのない橋の上は、降り積もった落ち葉で覆われていました。


すっかり体も温まり、マフラーを外しながら周りを見渡すと落ち葉だらけで、冬なのに、景色だけ見ていると春か秋のようにも感じられて、季節感が惑わされます。


静かな山道に戻り、えっちらおっちら登っていると左右が青々とした竹林ゾーンです。


冬でも青々としている竹林を見ながら、タケノコが春になったら顔を出そうと準備してるのかな、そうは言っても地中の中でも生存競争があって、全部のタケノコが地上に出れるわけじゃないんだろうな、等々、色々想像してしまいます(笑)。


汗をかきかき山頂にたどり着き、振り返ると、もう丹沢が一望できます。


写真に撮るとうまく写せませんが、今日も丹沢は綺麗です。


空気が澄んでいるのでくっきり見えるし、なんというか、雲の形も好きです(笑)。


新年の丹沢

新年の丹沢



帰りはサワガニの里に寄りました。


サワガニの里には、言われないと気づかない仕掛けが色々あって、リスのエサのくるみもその一つです。


もともと野鳥のために用意した巣箱に野生のリスが住み着き、それならばと木に吊るしたバスケットにくるみを入れて自由に食べれるようにしたそうです。


そんなお話をすっかり忘れて見てみると、なにやら緑の鉢植えのようなものがぶら下がってます。


「また何か新しいことを始めたのかな・・・」


と、近づいてよく見てみると、くるみから芽が出ていました!


ナッツ類が好きなのでよく食べてますが、芽が出ているのを見たのはもちろん初めてです。


しかも1個だけではなく、わさわさと芽が出ています。


くるみって、日当たりがいいところに放っておくと芽が出るんですね!


普段食べているくるみからは想像がつかなかったので、ちょっと衝撃でした。


ホタルの池を覗いてみると、カエルの卵はまだありません。


このまま暖かい日が続くのか、一旦ギュンと冷え込むのか分かりませんが、もう時期カエルが卵を産んで春が訪れるのでしょう。


ふきのとうも楽しみです。







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ABOUTこの記事をかいた人

風々工房(ぷぷこうぼう) 東京出身のププ(嫁)、山形出身の旦那夫婦でインスタ漫画を描いています。 借金のあったププ母の介護、非正規雇用など色々乗り越えて、2018年に秦野市に移住しました。 社会の歯車から離れて、はたして生きていけるのか実験中です(笑)。 もしよろしければ、これまでのストーリーのインスタ漫画もご覧ください。