今年は夏は暑かったですねー。
暑かったというか、もう9月の半ばだというのに今日の気温は30度を超えています。
まだまだ残暑と呼ぶには暑すぎる日が続いていますが、つい先日まで遠くの方で鳴いていたセミの声が、今日はこんなに天気がいいというのに聞こえてきません。
チラホラと庭にトンボが飛んでくるようになったので、秋が近づいてきているようです。
昨年12月にミョウガの株分けをしました。
ミョウガの株分けのおさらいをすると、ミョウガを植えて3〜4年経つと地下茎(根っこ)が育ち過ぎて地中で絡まり合い、せっかくのミョウガが自分の根っこが邪魔をして出てこれなくなるので、定期的に根っこの塊を掘り起こして小分けにし、小分けにした根っこを植え直す一連の作業を「株分け」と言います。
確かに我が家のミョウガの収穫も植えてから3年目くらいがピークで、4年目はほとんど収穫できませんでした。
ただ、そうは言っても株分けは怖かったですねー。
ミョウガの株を買ってきて植えた最初の年は全く収穫できなかったので、運よくバラした根っこから緑の葉っぱが生えてきてくれたとしても、実際にミョウガを収穫できるようになるまでどのくらい時間がかかるか分かりません。
そもそもほぐした根っこを植えても、本当に翌年ミョウガの葉が生えてきてくれるか自信がありませんでした。
もしかした全滅してしまう可能性だってあります・・・。
果たしてどうなることやらと心配していましたが、株分けしてから半年経ち、ちょうど今年の梅雨前くらいからチラホラと緑の尖った葉っぱが土から顔を出し、あれよあれよという間にブロック塀の端から端まで生えそろいました。
発芽率でいうと驚異の100%です!
株の大きさ自体は植え替える前の株より小さいものの、一つ一つ立派なミョウガの株です。
この分なら来年には収穫できるかなと、今朝、ミョウガの株をチェックしていたら、ミョウガが生えていました!
正直、ミョウガの葉が生えてきたとはいえ、今年の収穫は諦めていたのでビックリです。
早速、庭の端から端までミョウガの根元の土を引っ掻いてあげると、出てくるわ出てくわ、ミョウガがゴロゴロ出てきます。
一株あたりの収穫は植え替える前より減ったものの、根っこをバラして広げたおかげでミョウガを育てて5年、今までで一番の収穫量でした。
ミョウガは一度取れ出すと、これから秋にかけて週1くらいのペースで収穫できるので、毎回こんなに取れるか分かりませんが、年内はミョウガに困らなくてよさそうです。
ホクホクしながらミョウガを洗っていて気づいたのですが、3〜4年後に株分けする時期が来ても、もう植える場所がありません・・・。
ミョウガは想像していたより生命力と繁殖力が強そうなので、地下茎でドンドン増えていって庭がミョウガだけになってしまわないでしょうか。
色々と心配事はつきませんが、とりあえず今採れたミョウガを楽しむことにします。
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