自家製ジェノベーゼ_サムネ

自家製バジルペースト

スイートバジル、昨年は苗から育てて葉が黄色くなってしまい、追肥をしたり、お水を多くあげたりして甘やかして育てましたが、今年はタネから完全無肥料、無農薬の自然農法のスパルタで育てています。


一袋1200粒の種を蒔いて発芽したのは7株・・・。


スパルタが過ぎたのでしょうか・・・。


それでも今年は去年よりもやや小さめながら、黄色くなることもなく、葉っぱが多少反り返ったりもしますが、梅雨が明けてから元気に育っています。


虫にも多少かじられたりしますが、逆に虫も食べたくなる美味しいバジルを作っていると自分に言い聞かせてます(笑)。




※漫画では「ジェノベーゼ」と書いてしまいましたが、正式にはジェノヴァ産のバジルを使用したものを「ジェノベーゼ」というそうです。

バジルはそのまま放っておくと、花が咲いて葉っぱが硬くなってしまうので、株の丈が20cmを超えた部分を剪定して収穫するのが長く楽しむコツです。


我が家の場合、この時期だと大体2週間おきに収穫するとちょうどいい感じです。


バジルはペーストにしてしまえば、保存もきくし、パスタやピザ、トーストにつけても美味しいので、我が家では重宝しています。


スーパーで買うと割と高いし、虫食いを気にしなければ放っておいても育つのでおすすめです。





バジルペーストの作り方



バジルペーストのレシピは、松の実を入れたり粉チーズを入れたり、色々種類があるようですが、基本はバジルをペースト状にしてオリーブオイルでのばしたものなので、バジルの葉とオリーブオイル以外は家にあるものか、なくてもわざわざ買い足さなくてもいいと思います。


今回使った材料は、

  • 収穫したバジルの葉(82gありました)
  • オリーブオイル 100cc
  • ナッツ 5〜6粒
  • ニンニク ひとかけ
  • 塩・胡椒 適量

です。


まずバジルの葉を茎からとりながら水洗いしていきます。


屋外で育てたバジルには、小さいカタツムリやバッタが付いていることがあるので、裏表を確認しながら流水でよく洗います。


洗ったら、サラダドライヤーがあればサラダドライヤーで、なければザルでザッザッと水を切ります。


本当は松の実を入れるのが主流らしいのですが、嫁のヘソクリのナッツがあったので、香ばしくなるように軽くフライパンで乾煎りしてローストしておきます。


後は材料をミキサーのサイズに合わせてペーストにしていきます。


我が家では、普通のミキサーだと止まってしまって上手く回らないので、ハンドブレンダーに付属していた「チョッパー」でペーストにしました。


私たちのチョッパーはサイズが小さいので、一度に全部入りきらず、何回かバジルの葉とオリーブオイルを継ぎ足しながらペーストにしました。




オリーブオイルは今回100cc計って入れましたが、普段は計っていません。


ペーストの粘度や、ミキサーの回り具合を見ながら入れています。


私はオイルがやや控えめな方が好みで、今回はちょっとオイルが多かったかもしれません。


最後に塩と胡椒で味を整えれば完成です。


すぐ使い切るなら、ちょっと舐めてみてちょうどいいくらいの塩分で、長く保存するなら塩分を濃いめにしたり、一旦火にかけてから保存するのもいいでしょう。


私たちはすぐ使い切ってしまうので、生バジルペーストにしました。





自家製バジルペーストとベーコンのパスタ

自家製ジェノベーゼパスタ!
自家製バジルペーストパスタ!



今回は先日作ったベーコンの在庫があったので、一緒に使いました。


パスタを茹でている間、隣のコンロで切ったベーコンに火をかけておきます。


中火の弱火ぐらいでしばらくすると脂がジュワーっと出てきます。


この辺がバラ肉で作ったベーコンの醍醐味で、自分から出た脂で少しカリッとしたくらいが食べごろです。


後は茹で上がったパスタとバジルペーストを、ベーコンから出た脂ごと絡めれば完成です!




パスタの茹で汁を少し足して絡めましたが、それ以外は特に塩も胡椒も足しませんでした。



うん、バジルの香りと桜チップの燻製の香りがして美味しいです。


想像通りの味ですね(笑)。


今回、ベーコンの在庫があったので使いましたが、ベーコンがなくても、バジルペーストをパスタに絡ませるだけで、十分美味しいパスタができます。


当分バジルが収穫出来そうなので、しばらくバジルソースのパスタが楽しめそうです。


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