さて、私たち風々工房は昨年(2018年)から、4コマ漫画を描き始めたわけですが、色々感じるところもあります。
実感としてあるのは、一度公表(投稿というのでしょうか)すると、作品は作者の手を離れて、読んで下さった読者のものになるということです。
最初は何の反響もなかった私達の漫画ですが、フォロワーが1000人を超えたくらいからコメントをポツポツと頂くようになり、
「このストーリーがこういう風に受け止められるんだ」
とか、
「このストーリーはいける!」
と思ったけどあまり反響がなかったり、また何気なくアップした回に大きな反響を頂いたりと、自分の思うところと、読んでくださる方の捉え方のギャップに驚いたり、悩んだりしたこともありました。
とくに義母との同居編で、嫁の気持ちやストーリーがほとんどなく、非常に厳しいコメントを頂くこともありました。
ただ、そのおかげで現在(2018年1月2日時点)の「ププ解体新書」が生まれたので、ありがたいことです。
なにしろ「漫画を描く」という試み自体初めてだったので、最初の方は「とりあえず描いてみよう!」と始めたのですが、私の原作力、嫁の漫画力が乏しすぎて、とくに初期の方は表現しきれませんでした。
まあ、そのような実力不足の結果、時系列が滅茶苦茶な読みにくい漫画になってしまったんですね(笑)。
時系列を整理して、大幅に修正•加筆を加えて単行本、書籍化するのが2019年の大きな目標だったりします。
私たち風々工房は、旦那の私が原作担当、嫁がデジタルで絵を担当しています。
使うツールも最初はiPadを使ってアイビスで描いていました。
ただ、アイビスはフォトショップのようにピクセル画像なので、小さい画像を大きくするとボヤけてしまったり、最初から大きい画像で描くとデータが大きくなりすぎたりと色々あり、まもなくベクターで描ける、イラストレーターを使うようになりました。
書籍化を考えるとipadではデータの管理が難しいので、今はMacとWacomのペンタブレットで描いています。
そのような経緯があって、画風が初期と後期で違うんですね(笑)。
嫁自身、iPadやMacに触ることも初めてで、アイビス、イラストレーターも独学で勉強して使えるようになりました。
旦那の私もびっくりです(笑)。
描き始めた頃の私達にとって、コメントを頂くということは「宇宙人からの交信を待つ」というくらい奇跡的なことでしたが、今はこんなにコメントをいただけるようになり、本当にありがたいことです。
今や、頂いたコメントを読みながら、
「みなさんの知りたいところはこういうところか・・・」
と原作を書いたりしているので、もはやコメントなしには成立しなかったりします(笑)。
それどころか、頂いたコメントに返信しながら、私自身が自分のことを理解していったので、頂いたコメントがなければこのブログも、何を書いて良いか分からず、始められなかったでしょう。
このブログも、インスタの漫画と同様、皆様との交流の場としていければ、こんなに嬉しいことはありません。
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