ブログを運営していると色々な出会いがあるもので、先日、宝島社の編集部の方から手作りビールの取材協力の依頼がありました。
私たちの手作りビールの記事を読んでご連絡頂いたそうです。
1年以上前に書いた記事なのに、どんな方が読んでその先どうなるのか、世の中本当に分からないものです(笑)。
7月27日発売のMonoMaterという雑誌でビールの特集をなさるそうで、その中の一環として自宅で出来る手作りビールの記事になるとのことでした。
連絡を頂いたのが6月末で、今の時期だと一次発酵に3日〜4日間、二時発酵に2週間、合計3週間弱くらい・・・、スケジュール的に無理そうだけど、我が家の仕込みが終わった手作りビールを併用すれば上手くいくかもしれない・・・。
失礼ながらMonoMater(モノマスター)を存じ上げなかったのすが、宝島さんというと、マニアックなムック本というイメージで、狭い分野を深く掘り下げる姿勢に共感が持てるし、私たちも出来れば家庭で手軽に作れる手作りビールを広めたい立場なので、是非にと取材をお受けしました。
早速我が家をバタバタと掃除し、編集部の方とプロのカメラマンの方をお迎えしました。
何しろ自宅ということもあり、非常にアットホームな雰囲気の中で始まり、何はともあれ、まず、手作りビールを飲んでみないことには取材も撮影もないだろうということで、我が家のビールを飲みながらビール作りの工程手順の打ち合わせをし、撮影が始まりました。
色々な撮影機材を駆使しているのを後ろから拝見していると、我が家なのに我が家ではないように思えてくるから不思議です(笑)。
最後の手作りビールを美味しく飲む写真で、ビールのアテをどうしようかという話になり、編集部としてピスタチオを準備してきたとのことでしたが、MonoMaterのターゲットをお伺いすると、50〜60歳の男性で比較的富裕層とのこと。
私の中でどうしても50〜60歳の富裕層の方が乾きものでビールを飲んでいる姿が想像できなかったので、せめて季節感を出して冷奴と枝豆くらいあった方がいいだろうということで、買い出しに行ったりもしました。
近くのスーパーには四角いお豆腐しかなく、もっと雰囲気のあるおぼろ豆腐を探し求めて一つ先のスーパーに行って、薬味もネギと生姜とかではなく山形のダシ(夏野菜や大葉、ミョウガ等を細かく刻んだ薬味)の方が美味しそうに見えるかなと、色々考えてるうちに雨が降ってきて、帰りはずぶ濡れになりました(笑)。
そんな風により良い記事を作りたいと、みんなで色々意見をかわすことが出来る非常に風通しの良い現場で面白かったです。
担当の編集部の方も、使いたい写真や書きたい文章はもっとあったのかもしれませんが、限られた紙面の中で厳選した苦労が滲み出る記事が出来上がりました!
例えば私たちの「手作りビール」という記事は文章にして5千文字あり、逆に5千文字ないと手作りビールを説明しきれなかったのですが、それを分かりやすく見開き2ページに収めるのは大変なことです。
私たちもイラスト付きで紹介して頂き、ありがたいことです。
今回はプロの仕事を間近というか、自宅で拝見出来る機会を頂き、私たちにとっても非常に良い勉強になりました。
宝島編集部の方、カメラマンの方、本当にありがとうございました。
コメントを残す