知らないと損する光熱費_サムネ

知らないと損する光熱費

昨年10月、消費税が上がりましたねー。


2%の増税で増える税収は、4.6兆円とも5.6兆円とも言われているようです。


電気、ガス、水道は生活に必要なライフラインなので、せめて光熱費は軽減税率の対象にならないか、日本に住む一有権者として切に願っています・・・。


私たちは、義母と同居した最初の冬、光熱費がそれまでの倍の7万円以上に跳ね上がってしまい、それ以来、光熱費恐怖症だったりします。




築50年くらいの北西向きのアパートは、窓、サッシを閉めてもカーテンが動くくらい隙間風がひどく、義母は義母で、いくら借金の説明をしても、どうして自分が同居しているのかも理解できない状況で、私が仕事で外に出ている間の義母の生活習慣を改めることも出来ないし、歯がゆかったですねー。


どうにもならないので、私のお昼ご飯を抜いて、1日一食になった頃でもあります。




※この頃の絵が下手ですみません・・・。


そんなわけで、私の実家のある山形も移住の選択肢の一つではあったのですが、比較的温暖で光熱費の節約できそうな場所として選んだのが、現在住んでいる秦野市です。


便利になったもので、今は電気、ガスの自由化が進み、インターネットで検索すれば、ずばり最安値の業者さんを選べる時代です。


当然引っ越し先が決まって初めてやったことは、安い電気、安いガス会社を探すことだったのですが、プロパンガス、特に一戸建てのプロパンガスは給湯器、ガス菅はオーナーが契約したガス会社が設置したものなので、それらの設備を使う限りは、入居者は自由にガス会社を選べないと不動産屋さんに言われました。


私、山形を出てから東京で生活してきて、都市ガスしか使ったことがなかったので、プロパンガスの仕組みをよく理解していなかったんです・・・。


最初に来たプロパンガスの請求書を見ると、2018年当時1㎥あたり432円(税込)、ネットで調べた最安値とは100円以上の差があり、


「うちのプロパンガス高いなー・・・」


と言うイメージでした。


ネット上のプロパンガスの料金を比較できるサイトの最安値に、どこまで信憑性があるか分かりませんが、日常的に使うガス料金で1㎥あたり100円以上の差は大きいです。


自由にガス会社を選べないし、そのまま使い続けていると、その年の暮れになんの前触れもなく1㎥あたり486円になりました。


※金額は全て税込です。


そして昨年10月の消費税増税。


翌11月から1㎥あたり495円・・・、ちなみに久しぶりにネットで最安値を調べてみると1㎥あたり308円・・・。


1㎥あたり187円の差です。


これは大きい・・・。


先日、我が家の契約更新で不動産屋さんにお伺いし、ガス会社を変えられないか改めて相談してみると、


「ガス会社は変えられないが、交渉次第でガス料金はなんとでもなるよ」


とのこと。


半信半疑でガス会社に電話をして、ネットの最安値の話を伝えて交渉すると、割とあっさり1㎥あたり352円に下がりました。


前触れもなく値上げというのも私の誤解で、値上げの前月の請求書に書いてあるとのこと。


確認してみると、あー、ありました・・・。


分かりにくいところに小さい文字で、


「LPガスの輸入価格高騰により、12月分から1㎥あたり50円値上げします」


と書いてあります。


今後値上げがあった場合でも、電話を頂ければご相談に乗りますとのこと。


ネット上の最安値にはかないませんが、少なくともガス屋さんの誠意も見えたし、1㎥あたり495円から352円、143円の値下げはインパクトがあります。


翌月の請求書を確認してみると、確かにトータルで2,000円くらいガス料金が下がっていました。


月々2,000円と言うと、1年で24,000円、ちょうど引っ越して2年なので、2年で考えると48,000円・・・。


たまたま私たちの住んでいる地域がそうなのか、たまたま私たちのガス会社がそうだったのか分かりませんが、最初から教えて欲しかったと言うか、もっと早く知りたかったです・・・。


私にはよく分かりませんが、消費税が上がってから嫁はPayPayやポイント還元をせっせと勉強して、なにやら家計の足しにしているようです。


ガス料金もそうですが、本当に世の中知らないと損することがあるということを実感しました・・・。




電気料金については、これも嫁のアイディアで、今まで1階の仕事場と2階の寝室で生活していたのを、冬の間だけ1階よりも狭い2階の寝室で仕事もするようにして1階のエアコンを使わないようにしたところ、昨年の同時期と比べて半額くらいになりました。


暖房は冷房に比べて電気を食うのと、1階の仕事場が20畳と広かったので、これは効果が大きかったです。


せっかく広い戸建てに住んでいるのに、貧乏性というか、広さを使いこなせないジレンマは多少ありますが、それでも背に腹は代えられません。


この分だと、夏の暑い時も2階の寝室に生活を集約した方がいいかなと思っています。


今回のお話は、都市ガスの方には当てはまらないかもしれないし、プロパンガスでも集合住宅の方には当てはまらないかもしれない、ガス会社や地域の文化でも変わってくるかもしれませんが、世の中には知らないだけで損をしてしまっていることがたくさんあるかもしれません。


あれほどお金に無頓着だった嫁は、家計簿アプリで家計を預かるようになってから、すっかりお金の管理に目覚めたようで、熱心に勉強するようになりました。


お金の管理をしなくなった私は、逆にすっかりそういう話に疎くなってしまいましたが、私は料理の方面で頑張ろうと思います(笑)。


そう考えると、私たちは本当に凸凹夫婦なのかもしれません。


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2件のコメント

プロパンガスは難しいですよね。
都市ガスと余り変わらないところもあるし
かと思うと物凄く高いところもある。
私もずっと都市ガスしか知らなかったので地方の賃貸に引っ越した友人にめちゃくちゃ高い!と言われるまで知りませんでした。
なので良いイメージがなかったですが今のところは地域で共同契約。
あまり高いという感じはしないです。
知りたいことは自分から知ろうとしないと分からないままになっちゃうから怖いですね。

都市ガスが当たり前のところもあればプロパンガスが当たり前のところもあるし、
同じプロパンガスでも地域、習慣、業者さんによって違うかもしれないし、
本当、そこに住んでみないと分からないですよねー。

何が分からないのかも分からないことも多いので、そもそも調べようとも思わない、気づいていないことが多いのかもしれません。

そう考えるとちょっと怖いかもです。

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