シソの実の味噌和え_サムネ

シソの実の味噌和え

不安定な天気が続いています。


涼しくなったら春菊とからし菜の種をもう一度蒔こうと思っているのですが、なかなか天気とのタイミングが合わず蒔けていません。


同じ日に植えた秋冬物は、大根だけがすくすく育ってくれています。


台風15号の影響で、我が家の背の高い野菜は軒並み倒れてしまったのですが、一度倒れたオクラはそのまま成長し、来年の採種用に取っておいた実もちょっとしたキュウリくらいに大きくなってきました。


このまま成長させて、黒くなってきたら種が取れるようです。




ご飯に混ぜる雑穀用と、サヤインゲンの蔓を巻きつかせるために植えたアマランサスも倒れてしまいましたが、倒れたアマランサスの零れ種から絨毯のようにスプラウトが生えてきました。


普通は春先に植えて秋に収穫するので、せっかく生えてきても成長は難しいかもしれませんが、アマランサスのスプラウトは栄養価が高いそうなので、もうちょっと成長したらサラダにしてみようと思います。


ここが家庭菜園の面白いところで、ただでは転ばないというか、アマランサスが台風で倒れてしまった時はがっかりしましたが、そのかわり予想外の収穫があったりします(笑)。


一番台風の影響を受けたのはサヤインゲンで、台風前は小さな可愛らしい花をさせていましたが、台風15号で蔓を巻きつかせていたアマランサスごと倒れてしまい、新しく支柱を立てて巻きつかせましたが、自然に自分で巻き付くのと、人の手で巻きつかせるのでは違うようで、結局台風前の元気さを取り戻すことはありませんでした。


それでもうっすら実をつけだしていたのですが、そこに台風19号がきて、ほとんどのサヤインゲンが駄目になってしまいました・・・。


シソは今年は植えてもいないし、全く期待していませんでしたが、零れ種から勝手にこんもり成長して、シソの実をつけてくれました。


お刺身の薬味によくついてきますよね。


今朝の収穫はサヤインゲンがぽっちりと、シソの実です。


今日の朝ごはんはサヤインゲンのおひたしと、シソの実の味噌和えです。






シソの実の味噌和え

ご飯とよく合います!
ご飯とよく合います!



シソの実は葉っぱと一緒に枝から外して使います。


指でこそげとるのですが、順目と逆目があって、先端側から根元側にこそぐと素直で取りやすいです。


シソの葉も一緒に取れますが、美味しいのでそのまま気にせず混ぜておきます。


枝は硬いので、全部外し終わった後、念のため枝が混じってないか確認します。


調味料はお味噌と日本酒だけで作りました。


お味噌を日本酒で倍に薄めるのですが、今回はお味噌大さじ2、お酒大さじ2です。


フライパンにごま油を軽くひいて、シソの実と合わせ調味料を弱火で炒めて練れば完成です。


サヤインゲンはさっと茹でて、生姜醤油で和えました。


シソの実の味噌和えは、口に入れるとプチプチして食感が面白いし、何しろご飯が進みます(笑)。


台風を生き残ったサヤインゲン、傷ついて外見が悪くなってしまいましたが、市販のものに比べて分厚く無骨で、シャキシャキした歯ごたえが「頑張って生きてきた!」という主張を感じます。


自分で育てた野菜を食べるまで気づきませんでしたが、良くも悪くも、その時、その年の、自然や天候をギュッと凝縮したのが普段口にしている野菜や果物なのかもしれません。


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