natural_cultivation_and_mantis

自然栽培とカマキリ

私たちは、昨年、東京から神奈川県秦野市に引っ越してきました。


秦野市、とてもいいところですね。
海も山も川も温泉も近い。
空気と水が美味しいし、物価も安い(東京都中心部比)。
東京に出るにも電車で1時間位で行ける。
何というバランス感覚!


本当に、引っ越して良かったです( ´∀`)


そして東京では叶わなかった、念願の「家庭菜園」を始めることが出来ました!

我が家の家庭菜園



その家庭菜園なのですが・・・。


旦那と方向性が対立しています(笑)。


関連記事「自然栽培ってなんですか?」


無農薬だけど、それなりに有機肥料(牛糞等)や石灰等で土作りして沢山の収穫を得たいという「有機農法主義」の旦那と、完全無肥料無農薬で、少量収穫でもいいから、体に優しい野菜を作りたいという「自然栽培主義」の私の間で若干揉めています(笑)。



私の是非試してみたい「自然栽培」ですが、いわゆる「有機農法」とも違い、雑草を抜いて土を耕すのではなく、雑草に土を耕してもらうという考え方です。


自然農法では雑草を大切にしていて、肥料過多の土を排毒したり、栄養が足りない土壌には、栄養になってくれる雑草(緑肥)が生えて土壌を豊かにしてくれるという考え方です。


また、雑草の根が土を耕してくれるので、雑草は根っこを残して上だけ刈り、鋤き込まずに土の上に放置して堆肥にします。


土を起こしたりして耕すと、せっかくの雑草の根が傷んでしまうので耕しません。


腐葉土等も一切足すことなく、あくまで自然に落ちてきた落ち葉が自然に堆肥になるのを待ちます。


自然栽培での土作りは、それまで人間がいじってしまった土を自然の状態に戻す作業なので、時間がかかります。


昨秋からこっそりクローバーを植えて、緑肥での土作りを試みたりしています。


旦那には「要はそれってほったらかしってことでしょ?」と言われてしまいました(笑)。


去年は旦那の一存で、牛糞を大量投入されてしまい、害虫が大量発生してしまいました。



肥料を過剰に与えると虫がわくので要注意です。今年は必ず阻止するつもりです(笑)!


昨夏は、夏野菜が良く採れました。特にミニトマトの繁殖はすごいですね!


子供ができたら、「トマト」という名前にしたいくらい、すごい生命力です。


とった脇芽を地面に放置しておくだけで、そこから新しいミニトマトの苗が生えてくるし、取り損なって地面に落ちた実からもどんどん生えてくるし、ほっとくとすぐにジャングル化するので、トマト好きの方にはオススメです(笑)。

ジャングル化したミニトマト•••



そんなわけで「自然栽培」を目指している私ですが、天敵は害虫です。


農薬を使わないで害虫を駆除する方法として、害虫を食べてくれる「益虫」を庭に放したらどうかと、カマキリをたくさん捕まえて庭に放してみました。


定着してくれるかなーと心配していましたが、先日、カマキリが産んでくれた卵を庭で発見して、感動しました!微々たる抵抗ではありますが(笑)。


カマキリって、フォルムかっこいいですよねー。


いつまでも見ていられる・・・。


そしていつまでも見ているので、旦那に怒られてしまいます・・・。



まだ、自然栽培は研究中ですが、カマキリの力を借りながら(笑)、今年はなんとか成功させたいです!


関連記事「自然栽培ってなんですか?」