ラグビーボールのような大きな石焼き芋、結局二人で食べきれませんでした・・・。
残った石焼き芋を翌日計ってみると1100g・・・。
結構な分量です。
せっかく頂いたサツマイモ、頑張って食べるのもいいのですが、飽きるので毎日は食べられないし、出来れば家にある材料で冷凍保存しても美味しく食べたいと、スイートポテトを作ることにしました。
本当はサツマイモが熱いうちの方が潰しやすいのですが、翌日の冷めた石焼き芋を使っていることと、家にあった材料だけで作ったので正当なレシピではないかもしれませんが、十分美味しく出来ました。
サツマイモを潰してタネ作り
スイートポテトはサツマイモに材料を入れて潰し、焦げ目をつけるだけなのですが、実際に作ってみて最大の難関は裏ごしの作業でした。
裏ごしは男性の私でも汗をかくくらい体力を使います。
食べた時の口当たりを滑らかにするために裏ごしするのですが、そもそもサツマイモの食物繊維はお通じにもいいし、血糖値やコレストロール値を下げてくれたりとありがたい成分なので、自分で食べる分にはわざわざ取り除く必要はないかもしれません。
一応私たちは裏ごししたので、その前提でレシピを進めますが、裏ごしをしなくても大丈夫です。
材料
- 翌日の冷えた石焼き芋:1100g
- 牛乳:500cc
- 砂糖:90g
- バター適量
- 卵の黄身:焦げ目用です
私たちは今回たまたま石焼き芋が1100gでしたが、サツマイモの大きさはみんな違うし、分量は参考にならないかもしれませんが、こねもの、甘さの特性を考慮して分量を決めると安心です。
- こねものは暖かいと柔らかいが冷めると固くなる
ある程度の柔らかさがないと裏ごしが大変です。
私たちも、最初は牛乳300ccでしたが固すぎて裏ごし出来なかったので、200cc足しました。
「ちょっとゆるいかな」と思いましたが、粗熱がとれたら程よい固さになって丸めやすくなりました。
もし緩くなりすぎて途中で挫折しても、もっと牛乳を入れればサツマイモのポタージュになってそれはそれで美味しいです。 - 暖かいと甘く感じるけど、冷やして食べると甘さが物足りない
溶けたアイスクリームを舐めてみると、びっくりするくらい甘いですよね(笑)。
たくさん焼いて、後から冷やして食べる場合はちょっと砂糖を多めに入れた方が美味しいです。
焦げ目用の卵以外の材料を鍋に入れて、弱火にかけながらサツマイモを潰していきます。
最初は木ベラで潰していたのですが、冷えたサツマイモが思いの他手強かったので、途中でハンドブレンダーを使ったらあっという間でした。
この段階で甘さを調整します。
ちょっとだけ裏ごしをしてみて、「この固さでは無理そうだ・・・」と思ったら牛乳を足して柔らかくするか、裏ごしを諦めてもいいでしょう。
最初から裏ごしをしないと決めた場合は、ポテトサラダの様にサツマイモを完全に潰さない方が食感が面白いかもしれません。
出来上がったタネは、もうこれだけでクリーミーで美味しいです。
タネを丸めて卵の黄身を塗る
触れるぐらいの温度に冷めたらタネを丸めていきます。
粘り気のあるタネは手にくっつきやすいので、おむすびの要領で手を水で濡らしながらだと丸めやすいです。
丸めたタネをクッキングペーパーに乗せて、綺麗に焦げ目がつく様に卵の黄身を塗れば焼く準備完了です。
使い切れなかったタネは、ジップロックに平たく入れて、柔らかいうちに溝を切って冷凍しておけば、お餅みたいに食べたい時に焼いて食べれて小腹が減った時に重宝します。
オーブンよりもグリルで焼いた方が美味しかったです
私たち、最初は180度のオーブンで10分焼いてみましたが、うまく焦げ目がつかなかったので、さらに10分焼いてみました。
焼き上がりは、タネが柔らかかったのか若干潰れてしまい、食べてみると水分が抜けてしまったのか、なんだかボソボソして想像と違います・・・。
「オーブンの温度を上げてもっと短時間で焼かなきゃダメだったのかな・・・」と、ちょっとクヨクヨしましたが、ガスコンロの普段お魚を焼くグリルでも焼いてみました。
グリルはあっという間に焦げ目がついてビックリしました。
時間を計って焼くのではなく、焦げ目がついたら終了な感じです。
食べてみると想像通りクリーミーでホクホクして美味しいです。
オーブンは温める時間もかかるし、グリルの方が簡単ですぐ焼けるし、何より素材の味を壊さないのでおすすめです。
先日、手作り石けんのオイルを購入した時に頂いた、スパニッシュオレンジティーと一緒に頂きました。
ちょっとしたアフタヌーンティーというか、贅沢な気分です。
まだまだ在庫があるので、当分スイートポテトには困りません(笑)。
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