あったかいを通り越して暑くなってきました。


まだ5月だと言うのに30度を超えて、明日の予報では観測史上初の5月で35度を超えるそうです・・・。


今年の夏も暑くなりそうですね。


私は東京にいた頃から路地裏が好きです。


表の大通りにはない生活感がしたり、どこに続くか分からない小道を歩くワクワク感が好きです。



秦野に来てからも、舗装された道を歩くよりも、誰も通らないような山の小道を歩くのが好きで、とくに季節の変わり目の時期は一本一本の木や草と言うより、山や森全体、生き物達が息を吹き返したかのように圧倒してきます。


散歩にはいい時期ですね(笑)。


先日、今シーズン初めてサンダルを履きました。


素足の自由感、あーあったかくなったと言う感覚・・・、気持ちもグッとあがります(笑)。




私たちの住んでいるところは住宅街ですが、10分〜15分も歩けばすぐ山で、すぐに人も通らないような山の小道に辿り着けます。


漫画やブログを書いていて気分転換をしたい時に、いつでも文明と切り離された空間に行ける距離感は今の私にとってすごく大事です。


ちょっと前まで東京でお金を払って息抜きしてた頃が随分と昔に感じるし、ふと我にかえると現実感がないと言うか、不思議な気持ちです。


人里から離れて山道を登っていくと、左右の樹木が押し寄せてきて道が狭くなり、「ここからが自然界の入り口ですよ」と言うような「緑のトンネル」があります。


知らないどこかへの入り口というか、なにか吸い込まれそうになります(笑)。



写真だけでは伝わりにくいですが、トンネルの中に入ると「ムン」とする匂いと言うんでしょうか、緑や草花、土、色々なものが混じり合った自然の濃い香りがします。


地面を這う虫や聞いたことのない鳥の鳴き声、ちょっと薄暗い木立の中を歩いていると、まるで深海を歩いているような気持ちになります。


東京から1時間のところに、こんな自然があるんですねー。


全然知りませんでした(笑)。




東京にいた頃は、年相応の大人を演じていたわけではありませんが、雑誌を見て研究しては小洒落た服屋さんで服を買ったり、小洒落たところで髪を切ったり、小洒落たカフェでお茶をしたりするのが私の休日の息抜きでしたが、思えば随分と変わったものです。


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今は山の小さな住人を見つけるとワクワクします(笑)。


陽だまりの中で気持ち良さそうに日向ぼっこをしているトカゲを見つけたり、オタマジャクシに尻尾が生えてカエルになっていく様子を観察するのが面白いです。


先日水辺で「ヒバカリ」という、目がくりっとして可愛い蛇を見つけました。


パッと見た目「ミミズかな?」と思うくらい小さい蛇で、オタマジャクシや小魚を食べるそうです。


旦那が子供の頃こっそり飼っていたらしく、結局お母さんに怒られて放してしまったそうですが、確かにあんまり可愛いので飼いたくなっちゃいますね(笑)。



私たちの住んでいるところでは、山の上に畑があります。


車も通りにくい不便な場所にどうして畑を作ったのか聞いてみると、昔から山の管理をして出た落ち葉や、伐採した木を燃やした灰を肥料にして農作物を育ててきたそうです。


最近では農家の高齢化が進んで休耕地が増え、山の管理をする人もいなくなったので、山がどんどん野生に戻って荒れてきているそうです。


もともと人と自然が上手く付き合って生活を営んできたのに、寂しい感じがします・・・。



朝、散歩していると旦那が知らない農家の方に挨拶をしています。


遠くで見守っていると絹さやを頂けるとのこと!


この辺の旦那の社交的なところは羨ましいです・・・。


「田舎に移住して地元の方と仲良くなって楽しい!」という記事を見かけますが、正直自分から話しかけるのが苦手な私1人だったら、難しかったかもしれません。


ビニール袋を頂いて、自分で採ってとのこと。


収穫前の絹さやを初めて見ましたが、小さい可愛らしい花が咲いています。




熟してふっくらしたものよりも、まだ平たい絹さやの方が柔らかくて美味しいそうです。


あんまり採りすぎると申し訳ないので、朝食に食べる分だけ頂きました。


家に帰ってスジ取りをしたら、ツーっとスジが取れません。


採れたてってそういうものなのかと、そのまま湯がいて生姜醤油で食べてみました。


シャキシャキという歯ごたえはもちろんですが、いやー、甘いですね。


これまで絹さやを意識して食べたことがありませんでしたが、こんなに甘い絹さやは初めてです。




頂いた農家の方が仰っていたのですが、野菜は昼間水分が蒸発して乾燥し、夜に水分を蓄えるので、収穫するタイミングとしては一番水分の多い夜明け前が一番美味しいそうです。


「だから朝採れ野菜って重宝されるんだよ」


と仰ってました。


化学肥料を使わずに炭を肥料にして育てているそうですが、まだ朝早いうちに採ってすぐ食べたので、こんなに甘かったのかもしれません。


我が家でもこれから燻製した後のチップを肥料にして、日の出前に収穫しようと思います(笑)。


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ABOUTこの記事をかいた人

風々工房(ぷぷこうぼう) 東京出身のププ(嫁)、山形出身の旦那夫婦でインスタ漫画を描いています。 借金のあったププ母の介護、非正規雇用など色々乗り越えて、2018年に秦野市に移住しました。 社会の歯車から離れて、はたして生きていけるのか実験中です(笑)。 もしよろしければ、これまでのストーリーのインスタ漫画もご覧ください。