私は秦野市に引っ越してから、初めて見るもの、初めて聞くことが多いのですが、先日、「サワガニの里」でパンチさんからカブトムシの幼虫を見せて頂きました!
カブトムシの幼虫って、こんなに大きいんですね!
初めて見ました。
手のひらに乗せてみるとずっしり重く、ムニュムニュと動きます。
家の庭を掘ってるとカナブンの幼虫はよく見つけるのですが、大きさが全然違ってびっくりしました。
夏になったら男の子たちに大人気ですね(笑)。
オタマジャクシも、いつの間にかカエルになって、元気にゲコゲコ言ってます。
毎日散歩をしていると、山の緑が濃くなっていく様子や、生き物の成長を直接感じることが出来て、東京ではあまり意識をしていなかった「四季」を感じます。
先日、パンチさんに麦踏みをさせて頂いた、あんなに小さかった麦もスクスク成長して、先の方が麦の形になってきました。
パンチさんと、「収穫した麦を製粉してパンを焼き、自家製ハチミツを付けて食べよう!」と計画していたのですが、今育てている麦は「薄力粉用」の麦で、パン作りには向かないとのこと。
これも初めて知ったのですが、パン作りに向いている「強力粉」には強力粉が採れる麦の種類があって、天ぷらやクッキーに使う「薄力粉」を作る麦の種類とは違うそうです。
今までスーパーで売っている小麦粉を買うだけだったので、深く考えたこともなく、「同じ小麦を製粉した後、重さで種類を分けているか、製粉方法が違うのかな?」くらいにしか考えていませんでしたが、そもそも麦の種類が違うということを初めて知りました。
たとえ薄力粉でも、自分で製粉させて頂いた小麦粉でパンを焼いてみたいですけどね(笑)。
どうなるかは乞うご期待です(笑)。
隣の雑木林の梅の実も、ふっくらしてきました。
梅の木の栽培というか、販売目的の梅の実ではないので完全無農薬の野生の梅の木です。
昨年、熟した実が道路にたくさん落ちているのが勿体無いので、所有者のおばあちゃんに勇気を出して聞いてみたところ、
「うちでは、ここの梅使わないから自由に採っていいよー」
と仰って頂きました。
道路も汚れなくなるので、逆に助かるそうです(笑)。
昨年は許可を頂いたのが、一番いい状態を過ぎた頃だったので、今年は一番いい状態で収穫したいと思います。
野生の梅なので、果肉も少なかったり、大きさもまばらですが、昨年作った梅酒も梅干しも美味しかったです。
今年は「梅酒を多めに作ろうかなー」と、計画しています(笑)。
さて、我が家の春先の庭ですが、去年植えたカブや小松菜が「とう立ち」してしまい、花が咲いてしまいました。
「とう立ち」というのは、我が家の場合だと、カブを植えてもカブが出来ずに上に成長してしまい、花が咲いてしまった状態を言います。
つまり我が家ではカブと小松菜の栽培に、失敗してしまったということですね(笑)。
失敗してしまったとは言え、カブも小松菜も「アブラナ科」の植物なので、茎の先っちょの柔らかい部分は菜の花として食べれます。
我が家では、お浸しにしたり、お味噌汁に入れたりと大活躍でした(笑)。
昨年は旦那に牛糞堆肥を大量に入れられてしまいましたが、今年は失敗しないよう、私の信じる「自然農法」で土作りをしようと思います。
自然農法は外から肥料を持ってくるのではなく、今ある環境を生かす農法なので、生えている雑草も大事な「土の養分」として利用します。
先日、パンチさんに教わったのですが、畑を借りる場合も、普通の一般人から見ると雑草の生えていない畑を借りる方が、「ここの畑は前の方がしっかり管理していたんだなー」と思いがちですが、この「しっかり管理されている」というのが曲者で、除草剤や農薬を撒いて雑草が生えないようにしている場合が多いそうです。
せっかく畑を借りて、「無農薬の健康的な野菜を作るぞ!」と思っても、一度撒かれてしまった農薬がなくなるには何年もかかるので、自分では農薬を使わなくても、ちゃんとした無農薬の野菜にならないそうです・・・。
もし畑を借りるとしたら、一見すると畑を作るのに大変そうな、雑草ぼうぼうの場所がお勧めだと仰っていました。
我が家の庭は、ご覧の通り雑草ボウボウなわけですが(笑)。
自然農法では雑草が大活躍してくれるので、抜かずに切って利用します。
雑草に限らず、植物みんなにあるのですが、茎と根っこの「成長点」という場所を切ると、その植物は枯れます。
自然農法では、成長点より上の部分はそのまま土の上で「緑肥」に、成長点より下の根っこの部分はそのまま地面の中に残します。
地面の中の根っこは微生物に分解されて肥料になるし、土の保水力も高めてくれるので一石二鳥です。
私は理論先行の頭でっかちなので、本当にそんなにうまくいくか分かりませんが、今年は駄目でも来年、来年駄目でも再来年と、試行錯誤しながらやっていければと思います(笑)。
刈ったばかりの雑草は青々としていますが、しばらく放っておくと枯れて緑肥っぽくなってきます。
ところどころに残っている緑の部分は、緑肥用に育てているクローバーや、玉ねぎとニンニクです。
旦那に手伝ってもらったら、間違ってニンニクを切られてしまいましたが、かろうじてまだ生きています(笑)。
今年の春に植えたのは「コーネル」というセロリと、人参、「黒船」という枝豆、オクラ、オカヒジキです。
去年は旦那に牛糞堆肥を大量に入れられて、枝豆にカメムシが大発生したので、今年は是非成功させたいです。
昨年はバターナッツに、「ウリハムシ」という害虫が大量発生しましたが、コンパニオンプランツとしてニンニクのそばに植えたら大丈夫でした。
おかげさまでバターナッツは食べきれないほど収穫できたので、農薬を使わずに害虫を避けられるコンパニオンプランツも研究していきたいです。
種まきのタイミングは、月の満ち欠けも関係があり、満月の日に撒くとよく育つらしいのですが、旦那には「なんか新しい宗教に入った?」と言われてしまいました(笑)。
豊かな土壌、痩せた土壌の見分けは、生えている雑草の種類でも分かるそうです。
我が家の庭で分かった雑草でいうと、去年の夏はメヒシバ、スベリヒユ、春はスギナ、ハハコグサがよく生えていたので、まだまだ痩せ地のようです。
穀類、豆類を植えると土壌が豊かになるそうなので、どんどん植えて豊かな畑にしていきたいです。
2019年5月2日追記です!
今年はゴールデンウイークになった途端、雨の日が続いて肌寒いですが、先週植えた黒船(枝豆)の芽が無事出てきました!
昨年は苗を買ってきて植えたのですが、今年は種から育てているので、ちゃんと芽が出て嬉しいです。
今まで雨の日は嫌いでしたが、自分で野菜を育てていると「恵みの雨」に感じるから不思議なものです(笑)。
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