夏野菜のコンパニオンプランツ|ナスタチウム、マリーゴールド

もう4月、秦野もすっかり春です。


冬の間は寒かったですが、うって変わって今年の春は例年よりも暖かくなるのが早く感じます。


山桜も満開を過ぎ始めチラホラと散り出し、春先に楽しませてくれたフキノトウも、すっかりトウ立ちしてポンポンと丸い花を咲かせています。




山の帰り道、「グッグッ」と、聞きなれない鳴き声がするので辺りを探してみると、農家の水桶の中で大きなツチガエルの夫婦がチャプチャプ泳いでいました。


私はカエルが大好きなので和みます(笑)。


山の動植物がむっくりむっくり起き始めて色々な音が聞こえます、


空気はカラッとしていて蚊もいないし、山歩きをしていて一番気持ちのいい季節です。



スギナが出てくるのも昨年より2〜3週間早いイメージで、我が家では現在、スギナ茶作りの最盛期を迎えています。


昨年を初めてスギナ茶を作ってみたのですが、最初ということもあり作る分量が分からず、3ヶ月くらいでなくなってしまいました。


スギナ茶はただ健康にいいだけではなく、普通にお茶として飲んでも美味しので、その後コーヒーに変えたり普通のお茶に変えたりしてもなんだか物足りず、今年はなんとか1年もつくらいの分量を作れたらと思っています。


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麦穂が出たら夏野菜



穏やかな日が続いてくれているおかげで、我が家の庭でもタネを蒔いてから2週間くらいでゴボウ(キク科)、ニンジン(セリ科)、ニラ(ネギ類)が芽を出してくれました。


ゴボウとニンジンは好光性種子という光が当たらないと発芽しないタイプの種子で、今までちゃんと成功したことがありません。


とくにゴボウは今回初挑戦ということもありドキドキしながら見守っていたのですが、ゴボウのタネは比較的大きいので発芽した後の双葉も大きく、他の雑草とごっちゃにならずにすぐ見つける事が出来ました。


この発芽した芽に気付けるかどうかというのは割と死活問題で、毎年チャレンジしては失敗しているニンジンですが、あまりにも小さくて気付かず、雑草を刈った時に一緒に刈ってしまったのか、発芽したのかどうかも分からないまま消えてしまいました・・・。


2年目はとりあえず空いているところにタネを蒔いてみましたが、塀の陰になってしまったり、他の成長の早い作物の陰になってしまったりして、ほとんど発芽しなかった上に、ようやく生き残って収穫できたのが、ピンポン玉くらいの大きさのニンジン2個でした。


今年のニンジンはここまでのところ絶好調なので、憧れのニンジンの間引きをしてみたいです。


ゴボウ、ニンジン、ニラの中でニラの発芽が一番遅かったですが、ゆっくりと糸のように細い新芽が揃ってきました。


あまりにもか細いので、これからちゃんと育ってくれるか心配です・・・。


昨年10月ごろに植えたソラマメも、散った花のところから小さいソラマメの赤ちゃんができてきました。


ソラマメってこういう風に実がつくんですねー。


初めて見ました。


ライ麦もチョコチョコと穂をつけ出しています。


平均気温が15度以上になり、麦が出穂しだすと夏野菜のタネ蒔きシーズン到来です!


今年の目標は「害虫に強い土作り」なので、今回は夏野菜を植える下準備として、益虫を呼び寄せてくれるコンパニオンプランツ、「マリーゴールド」と「ナスタチウム」を植えてみます。






コンパニオンプランツ|マリーゴールド、ナスタチウム



私は今まで食べる主義というか、花は野の花で十分と思っているので、枝豆のカメムシ対策でマリーゴールドを植えてみた以外は、花を育てた事がありません。


ただ、防虫効果という側面から見ると効果的な部分もあるようで、今回あらためてマリーゴールドとナスタチウムを選んでみました。


それぞれの期待できる効果としては、


マリーゴールド(キク科)

  • 根からの分泌液で土中のセンチュウを遠ざけてくれる
  • 葉っぱから出る香りに防虫効果があり、トマト等につくコナジラミに有効
  • 枯れる前に刈り取り、土に梳きこむことでも防虫効果が期待できる
  • 作物の受粉を助けてくれるハチを呼んでくれる
  • アブラナ科、ウリ科、ナス科、根菜類と相性がいい


ナスタチウム(ノウゼンハレン科)

  • アリ、アブラムシ、コナジラミ、カメムシ、コガネムシ等を遠ざけてくれる
  • ナメクジ、カタツムリが好んで食べるので、おとりになってくれる
  • 作物の受粉を助けてくれるハチを呼んでくれる
  • トマト、アブラナ科、マメ科と相性がいい


等々の効果が期待できるようで、これから植える予定の枝豆やトマトとの相性を考えてマリーゴールドとナスタチウムを選びました。


とは言え、まずは植える場所を作らなければいけません。


今年の畑は、今までの成果か、東西の端っこ以外は絹サヤとライ麦が埋め尽くし、植える隙間がありません。


とくに昨年10月に緑肥目的で植えたクリムゾンクローバー(マメ科)が予想外の成長を見せて、鬼のように敷石沿いを埋め尽くしています。


何も植えていないとすぐに砂漠化してしまう自然栽培でマメ科のクローバーは、植えているだけで土を耕してくれる上に地面を覆って水分を保ち、砂漠化を防いでくれる非常にありがたい植物ですが、ほとんど雑草なので繁殖力も強いです。


最初に試したホワイトクローバーは宿根草で、一年中枯れる事なく絨毯のように広がってくれるので、「これこそ理想的!」と植えてみましたが、他の作物の植える場所がないくらい広がって手に負えなくなったので、一度全部根っこごと駆除しました。


その点クリムゾンクローバーは一年草で、夏になると一旦枯れて土に戻ってくれるらしいので、あらためて植えてみましたが、すごい生命力で4月現在、大きいもので身の丈40センチ〜50センチくらいあります。


こんな大きなクローバーは見た事がありません。


今回はこの巨大なクリムゾンクローバーを掻き分けて場所を作り、絹サヤとライ麦の間にタネを蒔いていきます。


マリーゴールドの種は、外観が荒地に生えているドロボウにそっくりです。


周りが作物に囲まれて日当たりがちょっと心配ですが、なるべく手前で日当たりが良さそうなところに5〜6粒ずつ植えました。


繁殖力が強く、一度植えると毎年零れ種から生えるそうですが、以前苗で植えたものの、その後零れ種から生えた事がないので実際のところはよく分かりません。


ナスタチウムのタネはゴリッと大粒のタネで、一袋に5〜6粒しか入っていません。


日当たりが好きでも暑さには弱いという、ちょっと厄介な性質ですが、なるべく風通しがよく日当たりの良さそうな場所を作って一粒づつ植えました。


さー、夏野菜の準備ができたので、これから夏野菜を植えていきます。


昨年は長梅雨で夏野菜が散々だったので、今年は程よく雨が降って、程よく暑い夏がきてくれることを願います。