2020|梅雨前の種まき|オクラ、枝豆、バジル、ズッキーニ

6月に入り、私たちの住む秦野市でも最高気温が30度近くなる日もあったりして、しばらく雨が降らず、すっかりに庭もカラカラになってしまいましたが、先日ようやく梅雨入りしたようです。


二十四節気で見ると、今年は6/5〜6/20が「芒種(ぼうしゅ)」という時期にあたり、この時期は稲をはじめとした穀物類のタネを蒔くのに適した時期と言われています。


最低気温も20度を超えてくるので、暑さに強い熱帯地域原産の夏野菜を始めるにもちょうどいい時期ですよね。


庭が乾燥していると、せっかくタネを蒔いても芽を出さなかったり、芽が出ても小さいまま育たず枯れてしまったりしがちですが、今年は梅雨直前の今の時期を狙って植付けをしてみたいと思います。


固定種の醍醐味というか、我が家で自家採種したタネも植えてみるので、果たして本当に我が家の環境に慣れたタネは、昨年よりも発芽率も収穫量も増えるのか楽しみです。


今回植える種|オクラ、枝豆、バジル、ズッキーニ
今回植える種|オクラ、枝豆、バジル、ズッキーニ



今回植える品種は、

  • 楊貴妃という白オクラ(アオイ科)
  • 黒船という枝豆(マメ科)
  • スイートバジル(シソ科)
  • ブラックビューティーというズッキーニ(ウリ科)

の4種です。


このうち白オクラと枝豆はタネを買った時の袋を残してますが、昨年我が家で自家採種したタネです。


バジルは今年で2年目ですが、昨年は美味しい美味しいと食べているうちに収穫し過ぎてしまい、タネができる前に枯れてしまったので今年はちゃんと自家採種したいですねー。


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ジェノベーゼで味をしめて、今年も「我が家で採れた野菜で美味しいパスタを作りたい!」という計画を進めていて、先日植えたトマトもズッキーニもパスタ計画の一部です(笑)。


ズッキーニのタネを初めてみましたが、ウリ科カボチャ属のペポカボチャという種類だそうで、タネの形もかぼちゃに似ていて大きいです。






ズッキーニとバジル



春先から長い間楽しませてくれた絹さやですが、6月に入り収穫量も落ちてきたので、新しいタネを植える場所を確保するため根元から刈っていきます。


マメ科の根は「根粒菌」と言う菌が共生していて土を肥やしてくれるし、そのまま腐って土に還れば肥やしにもなってくれるので、根っこは土の中にそのまま残します。


ズッキーニは、5月下旬に植えたトマト、唐辛子、オカワカメと一緒に植えたかったのですが、遅植えの方がちょうど蜂の活発な時期と重なって受粉されやすく、夏の暑さのピークとずれて長く収穫が楽しめるそうなので、あえて梅雨前の今の時期にしてみました。


タネ袋の説明書きを見るまで知らなかったのですが、ズッキーニはキュウリに似ているので、てっきり長いツルが巻きついて上に伸びると思ってましたが、ツルはなく、地面を這うように大きな葉が成長するようので、間隔を最低1メートルは開けないといけないそうです。


説明書き通り、1箇所に3粒づつ蒔いてみましたが、狭い我が家では結局全部のタネを蒔き切ることができず、半分くらい余ってしまいました・・・。


ズッキーニを育てるには、ある程度広い場所が必要みたいです。


昨年5月中旬ごろに植えたバジルは、なかなか芽を出さずヤキモキしました。


通常春に蒔くハーブ類は、大抵4月前後に植付けしますが、バジルは植付け時期が遅く、最低気温が15度以上にならないと発芽スイッチが入ってくれないようです。


5月中旬でも十分遅らせて植えたつもりでしたが、結局芽が出たのは6月下旬で発芽率も悪かったので、今年はもっと遅らせて梅雨入り直前の今の時期に植えることにしました。


バジルとトマトは、発芽温度が違って一緒に植える事は出来ませんでしたが、とても相性が良く、近くに植えるとそれぞれよく育ち、味もよくなるそうなので、前回植えたトマトの間に10粒ずつバジルを植えました。


バジルは好光性種子というタイプの、光が当たらないと発芽しない種子なので、タネを蒔いた後、土を被さずにしっかり踏みつけてタネと土を密着させれば終了です。


いつもの草マルチもしません。


雑草も生えっぱなしの我が家では、いつもどこに植えたかわからなくなってしまうので、今回からタネを植えた場所が分かるように小枝を挿して目印にしてみました。


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枝豆とオクラ



マメ科の作物は、我が家のように土が枯れていて乾燥していても発芽率もいいし、出てくる芽も大きくて管理しやすいし、土も肥やしてくれるし、食べても美味しいといういいこと三昧な作物です。


採れたての枝豆は甘くて本当に美味しいですよねー。


ただ、カメムシも枝豆が大好きです・・・。


昨年は4月中旬と5月中旬の2回に分けて枝豆を植えました。


4月に植えた枝豆は発芽率もほぼ100%で育ちもよかったのですが、カメムシも大発生して毎朝カメムシを駆除するのが日課でした。


5月に植えた枝豆も発芽率がよく、4月植えの枝豆に比べてカメムシ被害も少なかったですが、発芽した芽を鳥に食べられてしまい、生育率が落ちてしまいました。


その後、カメムシについて色々調べてみると、カメムシの産卵と繁殖の時期が4月〜7月のようで、ちょうど昨年の4月植えの枝豆の時期と重なっていたようです。


そう考えると、カメムシの大好きな餌を育てて、ある意味カメムシを飼育していたのかもしれませんね・・・。


今年も庭にカメムシはたまに出るものの、まだ枝豆を植えていないからか、昨年と比べると今のところほとんどいません。


今年は昨年の経験を生かし、カメムシの繁殖時期と鳥の活発な時期を避けた、梅雨入り前の今の時期に植えてみることにしました。


自家採種したタネだし、「今年は去年よりもよく育つのかなー」と、いざ採取したタネを触ってみると、なんだかシワシワしたタネがあったり、指でキュッと握ると割れてしまうタネがあったりして、割れた断面を見てみるとカビが生えてしまったりしています・・・。


ん〜、そう言えば昨年、採種用の枝豆をサヤごと干している時に、今までの小さいカメムシとは違う、なんだか細くて茶色いカメムシが付いていたような気がします・・・。


あの変なカメムシにやられてしまったのかもしれませんね・・・。


初めての自家採種の枝豆、楽しみにしていましたが、あまり期待できないかもしれません。


一方、同じく自家採種したオクラのタネは元気そうです。


昨年は固定種のオクラのタネを一袋20粒、全部蒔きましたが、枝豆と違ってほとんど発芽せず、芽を出してくれたのは2株だけでした。


発芽率でいうと10%ですね・・・。


ただ、生き残ったオクラは立派に育ってくれて、夏の間ちょこちょこと収穫を楽しませてくれました。


採種用に乾燥させたサヤを割ってみると、1サヤあたり50粒〜70粒くらい入っています!


去年は1袋324円で20粒入りのオクラのタネを購入して育てたので、なんだかとても得した気分です(笑)。


オクラは昨年、日当たりのいい真ん中エリアでよく育ってくれたので、今年も同じ真ん中エリアに50センチ間隔で5粒ずつ点まきしました。


オクラもトマトみたいに高温で乾燥しているところが好きなのかもしれません。


枝豆はオクラとオクラの間と、庭の土壌改良のために全体的に3粒ずつ植えました。


土壌改良にマメ科の作物は欠かせません。


しばらく雨が降っていなかった我が家は、現在収穫できる野菜もなく、生えているのはライ麦くらいと、すっかり殺風景になってしましましたが、梅雨の雨で一気に育ってくれると嬉しいです。

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