ようやく単行本が完成しました!


3月、4月くらいに完成するとお伝えしていたのですが、ギリギリ間に合いました。


形式はAmazon KDPというセルフ出版(電子書籍)です。


電子書籍といっても初めてで慣れていなかったということもあり、アップロードした原稿データのフォントやレイアウトが崩れてしまったりと苦戦しましたが、なんとか自分たちの思った通りの形式で出版することができました。


ちょっとここから専門的な話になってしまうのですが、もし今後私たちのようにAmazon KDPを利用したセルフ出版を考えている方のために私たちの失敗談を備忘録として残しておくと、ポイントは2つです。

1. 原稿データはjpgで保存する

2. ファイル名は日本語でなくアルファベット(ローマ字)表記にする


Amazon KDPを利用する場合、mobiという聞いたことのないデータ形式に変換してからAmazonに漫画原稿をアップロードするのですが、Kindle Comic CreatorというソフトがAmazonから用意されています。


説明文を読むとPDFからもmobiに変換できるようなので、使い慣れたPDFからmobiにしたところ、レイアウトとフォントが崩れてしまい、とてもそのまま出版できる形ではありませんでした。


その後jpgからmobiに変換したところ、さすがにフォントは崩れませんでしたが、レイアウトが崩れたままです。


その後、いろいろ調べてみた結果、そもそもindesignで原稿データを作った段階でファイル名を「凸凹夫婦」と日本語にしていたのが問題だったのではというところに行き着き、「decoboco-fufu」とローマ字にファイル名を変えてローマ字表記のjpgデータをmobiに変換したら、ようやくうまくいきました。


文章メインの書籍の場合と私たちのように絵、あるいは写真のように画像メインの場合があると思うのですが、もし今後画像メインのセルフ出版を考えている方がいらっしゃったら、参考になれば嬉しいです。


というわけで、漫画自体はもうちょっと前に書き上がっていたものの、その後のセルフ出版の作業に手間取ってしまい、ようやくギリギリ4月中の出版にこぎつけました。




形式としては、なるべく今までインスタに投稿してきたスタイルと同じにしたかったのと、私たちの漫画の読者の方々がほとんどスマホ経由で読んでらっしゃることから、スマホでの読みやすさも考慮して1ページ1コマのスクロール漫画の形式です。


単行本を書く前にスマホで色々な漫画を試し読みしてみたのですが、コマ割りしてある普通の漫画の形式だと文字の大きさもあって私にはちょっと読みづらく、1コマ単位だと漫画っぽい雰囲気は薄れてしまうのですが、スマホでの読みやすさを考えると、私たちの漫画の場合は1ページ1コマのスクロール形式が向いていると思いました。


セルフ出版と出版社を通した出版、それぞれ利点も欠点もありますが、セルフ出版の利点は最初の本の結果が出ても出なくても、心の折れない限り自分のペースで描き続けることができるところです。


出版社からの出版は、ある程度の商業的成功に至らないと続きも出せないし、ましてや外国語に翻訳して海外での出版なんて夢のまた夢ですが、セルフ出版の場合、あくまでも自己責任ではありますが、自分のやる気次第で次巻も出せるし翻訳して海外でも出版できます。


そんなわけで、私たちも実際にできるかどうかはわかりませんが、将来できれば翻訳して海外でも出版してみたいと(出版といっても同じAmazon KDPですが)、インスタでは縦書きだったセリフを横書きにしてあります。


もしかしたら慣れるまで読みにくいかもしれませんが、ご容赦ください。


色々こだわった中でも最後に一番こだわったのは表紙の題字です。


題字は内容を表す大事な顔なので、ここだけは時間をかけました。


私は「暮らしの手帖」という雑誌が大好きで、とくに朝ドラにもなった花森安治さんが編集長を務めてらっしゃった頃の暮らしの手帖が好きです。


もちろん花森さんには遠く及ばないのですが、「もし花森さんが私たちの題字をデザインしたら」と想像しながら手描きで色々と凸凹夫婦と描いてみて、その中の候補からイラストレーターにおこして題字を作りました。


ちょっと不恰好ではありますが、何度も見返すうちに愛着が湧いてきて気に入っています(笑)。




通常、出版社や編集者に揉まれて1冊の本を完成させるのですが、私たちの場合は最初から最後まで自分たちだけで作り上げたので、ここまで1度も第三者の目に触れていません。


正直、自分たちがどの程度のレベルに達しているのか、はたしてみなさんに受け入れてもらえるのか想像もできません。


もしよろしければ手に取って頂けると、私たちの今後の励みになります。


どうぞよろしくお願いいたします。


風々工房







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ABOUTこの記事をかいた人

風々工房(ぷぷこうぼう) 東京出身のププ(嫁)、山形出身の旦那夫婦でインスタ漫画を描いています。 借金のあったププ母の介護、非正規雇用など色々乗り越えて、2018年に秦野市に移住しました。 社会の歯車から離れて、はたして生きていけるのか実験中です(笑)。 もしよろしければ、これまでのストーリーのインスタ漫画もご覧ください。